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診療内容

塗り薬での治療、飲み薬での治療、皮膚の手術まで、皮膚疾患全般にわたり、幅広く診せていただきます。
皮膚につきお困りごとがあれば、何でも気軽にご相談ください。

皮ふ疾患・病態(例)

アトピー性皮膚炎

最近はステロイド以外の「かゆみ止め」の塗り薬が数種類あり、子供さんからも使用できるものが多いです。日常の保湿剤でのスキンケア、塗り薬、飲み薬、注射の治療など、治療の選択肢が広がっています。患者さん、ご家族とご相談しながら、治療方針を一緒に決めていきます。

乾癬

アトピー性皮膚炎と同様、治療の選択肢が広がっています。塗り薬、飲み薬、注射の治療などがあります。乾癬は、近年はただの皮膚病ではなく、全身の炎症性疾患としてとらえることが必要であり、皮膚症状をコントロールしていくことが大切と言われています。タバコ、アルコールなどの生活習慣が、症状の悪化要因でもあります。ご相談しながら治療方針を一緒に決めていきます。

尋常性ざそう(ニキビ)

生活習慣の改善と共に、効果の優れた塗り薬の治療がいろいろとあります。症状にあわせ、内服治療(漢方薬を含む)を併用することもあります。お気軽にご相談下さい。

多汗症

近年、手のひら、わきの下の多汗症に対し、塗り薬が行えるようになってきました。患者さん、ご家族だけで悩まずに、是非ご相談下さい。

帯状疱疹

帯状疱疹ワクチンがあります。予防目的、あるいは発症しても激しい症状をできるだけ回避するため、帯状疱疹ワクチンの接種を是非ご検討下さい。

早期診断の一助となる検査(デルマクイックVZV®)と、優れた内服治療薬もあります。予防、早期治療を含め、いつでもご相談下さい。

単純疱疹(単純ヘルペス)

早期診断の一助となる検査(デルマクイックHSV®)があります。また再発を繰り返す患者さんに対し、前もって飲み薬を処方しておき、症状が出た早期に患者さん自身の判断で内服できるPIT (Patient Initiated Therapy) という治療法もあります。お悩みの方はどうぞご相談ください。

皮膚腫瘍(皮ふのできもの)

良性腫瘍

皮膚表面にできた「できもの」を、必要に応じ切除します。切除した組織は、必ず病理検査へ提出し、診断します(外部の病理専門医師にご依頼します)。

手術は局所麻酔下に行います。外来通院で行います(入院無し)。

悪性腫瘍(皮ふガン)

皮膚のできものにも悪性(いわゆるガン)のものがあり、その種類によっては、全身に転移し、残念ながら亡くなられる方もおられます。いかに早く手術で取り除くかが最重要です。なかなか良くならず、徐々に大きくなるもの、なかなか良くならない皮膚のキズ(潰瘍)は、皮ふガンの可能性が高いです。すぐに当院を含めた皮膚科専門医を受診してください。当科ではその種類により、検査(ダーモスコピーや、皮ふ生検)、切除を行うこともありますが、種類によってはより高度な精査・治療が必要なため、すみやかに高次医療機関へご紹介させていただくこともあります。

手術は局所麻酔下に行います。外来通院で行います(入院無し)。

乾皮症、皮脂欠乏性湿疹

乾皮症

難治性慢性皮膚炎にならないよう、普段からの保湿剤でのスキンケアが大切です。いつでも受診、ご相談ください。

下肢静脈瘤、うっ滞性皮膚炎、皮膚潰瘍

ヒトは、加齢とともに、下肢に静脈うっ滞を生じます。放置すれば浮腫が強くなり、やがて両すねあたりから皮膚炎を生じて悪化し、さらに放置すれば皮膚潰瘍を生じ、難治性となります。私は弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター(日本静脈学会認定)であり、下肢静脈瘤、うっ滞性皮膚炎、皮膚潰瘍で苦しむ患者さんを減らしたいと考えております。上記と診断するには、まずは適切な下肢血管(静脈、動脈とも)の精査が必要であり、その精査につき高次医療機関へご紹介させていただきます。適切に診断いただいたのちに、当院でフォローさせていただこうと考えております。気になる方は、どうぞ早めにご相談ください。

爪のトラブル・フットケア

足水虫、足爪水虫をはじめ、陥入爪、まき爪などに対応いたします。全身の健康には、足の健康・清潔を保つことが重要と考えております。足や爪などのことにつき、なんでも気軽にご相談ください。

胼胝(タコ)

対症療法ですが、胼胝(タコ)処置はいつでもできます。足のことにつき、何でもご相談ください。一緒に考えます。

疣贅(いぼ)

ウイルス感染である疣贅(いぼ)は、場所などにより、やはり難治なことがあります。年齢、場所など、患者さんの状況を考えて、患者さんとともに治療に取り組みます。

脱毛症

脱毛症にはいろんなタイプがあります。近年、治療の選択肢(飲み薬など)も広がってきています。長期にフォローを要することも多いです。そのため、最初の診断・検査・治療が重要です。診察はいつでも可能ですが、症状によっては、まずは高次医療機関へご紹介させていただき、適切な診断・治療ののちに、当科でフォローさせていただきたいと思います。

足の壊疽(えそ)

足(足のゆびを含む)の治りのよくないキズは、そのベースに高度の動脈硬化や、重症の糖尿病など、全身的病態がひそんでいることがよくあります。そのような症状があるときは、すみやかに受診してください。症状により、まずは適切な精査・治療を行っていただける高次医療機関へご紹介させていただくことが多いと思われます。その後も元気に生活していただくためにも、早期発見・早期受診が必要です。

褥瘡(じょくそう)

ヒトはいつか歩けなくなり、寝たきりとなります。そうなれば自分では動けないため、じょくそう(床ずれ)はすぐに出来やすくなります。予防のため、適切な栄養管理をベースに、適切な体圧分散用寝具(静止型マットレスや、圧切替型エアマットレス)の適切な使用、適切な体位交換が必要です。しかし、どんなに周りの方がケアをしていても、本人のるい痩、栄養不良の進行などもあり、床ずれができることはあります。とにかく重症化させないことが重要です(重症化すると、本人はもとより、周りの家族、スタッフの労力、時間、および医療費の面でも大変になります)。当院では患者さん、ご家族とともに、褥瘡の予防、褥瘡の重症化の予防に努めたいと思います。

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